上部地区・岸之下太鼓台の新調御披露目式典が5月5日に新居浜市萩生の特設会場にて実施されました。
新型コロナウイルス感染症の影響により延期となっていた事も合わさり、早朝より多くの観衆が待ちわびる中、午前7時半に呼び太鼓が鳴ると差し上げたまま新調・岸之下太鼓台が威勢よく登場。眩しい朝日に一際輝く金糸の飾り幕と2尺5寸を誇る自慢の太鼓を響かせながら氏神である萩岡神社へと参りました。
御披露目式典会場には先代岸之下太鼓台・先々代岸之下太鼓台(香川県坂出市 濱中太鼓台)・岸之下子供太鼓台が合わせて展示されており、世代や地域を超えた交流はもとより萩岡神社の御膝下の地区としてのこれまでの深く長い歩み(軌跡)を感じる事が出来ました。
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■岸之下太鼓台
[飾り幕の図柄・上幕]
倉稲魂神と五穀豊穣、 吽形の山鷲と月
素戔嗚尊の疫病退散、 阿形の海鷲と太陽
[飾り幕の図柄・高欄幕]
祐徳稲荷神社、 狐の嫁入り奉献塔にて
八坂の西楼門と子獅子、 夫婦唐獅子と四季牡丹
飾り幕製作:(株)金鱗
新調日:令和4年5月5日
「三代目岸之下太鼓台の布団締め(高木縫氏製作)の特徴であるスタイリッシュなフォルムをベースに岸之下太鼓台の躍動感を取り込み、うねりのある物へと昇華させた布団締めである。
−うねり巻尾の布団締め解説・金鱗合田縫師−」
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